HDE BLOG

コードもサーバも、雲の上

IT x English x Beer な HDE の定例勉強会を紹介します!

初めまして! HDE でインフラエンジニアをやっております 山中 と申します!

長らく SlideShare へのリンク+説明文を貼り付けるだけになっていた本ブログですが、 やっと記事らしいものを書きだせるような体制になって参りました。

今後、技術の話や HDE の社内文化の話など、 HDE をご存じの方もそうでない方にもご興味を 持っていただけるような記事を書いて行きたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします!

HDE の定例勉強会(MTS)について

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弊社では毎月 Monthly Technical Session という勉強会を開催しておりますが、 実はその歴史は結構浅かったりします。 まずはその MTS がどのような経緯で始まったかについてご紹介したいと思います。

2社合同勉強会をきっかけに始まった MTS

ことは 2014 年 3 月に起こりました・・・ 弊社の顧客であり、逆に求人サービスを利用させて頂いてもいるアカリク様から 「合同で技術勉強会をしませんか?」とのお誘いがありました。

それまで HDE には公式の勉強会というものがなく、有志が小さな規模で時々やっている 程度でしたので、一大イベントです。

結果として、そのイベントは大成功のうちに終了したのですが、

「勉強会いいね!オフィスを増床してコミュニケーションスペースを作ったことだし、 このような技術勉強会を定期的に開催して、 HDE により良い文化を作ろう!」

という弊社 CTO の小椋の意見もあって、晴れて公式行事が誕生したのであります!

そして結成される運営チーム

提案者の小椋を初め、合同勉強会で司会・調整役を担当した私、その他社内の エンジニアを中心に定例勉強会の運営チームが結成されました。

やれ誰が発表者をやるのか、やれどんなスタイルで実施するのか、懇親会の食料はどう調達 するのか等、白熱した議論が展開されましたが、5月には無事第一回 MTS を開催することが 出来、こちらも大成功のうちに終えることが出来たと思います。

勉強会運営に関するノウハウについては機会が有りましたら、記事を書くかもしれません。

定例勉強会で何が変わったか?

技術的な知識を得られるという当然のメリットの他にもこんな効果がありました。

1. 他のプロジェクトがどんなことをやっているのかが分かる

他のプロジェクトが何をやっているか分からないと、なんとなく不安になりませんか? エンジニア的にいうと、ソースコードがオープンじゃないミドルウェアやライブラリ は怖くて使えない的な?

MTS をやると、普段仕事で使っているツールや技術、システム構成などについて知る事が 出来、「へぇ~、○○のチームではそんなことをやっていたのかぁ」と今までに比べて 親近感が沸くようになりました。個人的な印象ですけども。

2. チーム間のコミュニケーションの機会が生まれた

普段業務で直接かかわりの無い人って、とことん喋る機会が有りませんよね? 多少関わりのある人でも、部署が違うと仕事の話がメインになって、雑談等を長々と 話す機会が取れないと思います。

しかしながら MTS には懇親会があり、会社負担でピザ・寿司・ビールを飲みながら、 好きなことを会話できるので、技術の濃い話からたわいもない雑談まで、普段会話の無い 人と思う存分話せるようになりました。 「あっちのプロジェクトで使っているこのツールについて詳しく聞きたい」等の願いが 叶うなど、個人的にこのメリットが一番大きいのではないかと思いおます。

3. プレゼン力・英語力の実践の場

エンジニアにとってもプレゼン力って大事なんです! 顧客と会うようなエンジニアはもちろん、基本社内にいるエンジニアにとっても、 会議をスムーズに進められたり、メンバーや上司に新たなツールを使う事の重要性を 説明したり、そこかしこで必要になってくる技術です。

特に弊社の MTS は5分間の LT が主流になっておりますので、伝えたいことをギュッと 凝縮しながらも、普段一緒に仕事をしていないリスナーに理解してもらわなければ なりません。 日頃プレゼン力を鍛える機会は少ないですから、中々よい訓練&実践になります!

また、社内英語化を推進することもあって、資料もスピーチも英語でされる方が増えて きました。今では7~8割の発表が完全英語になっております。

やっぱり参加者あっての勉強会

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上記のメリットは僕が感じているものですが、他の人はまた別のメリットを感じて いるかもしれません。大事なのは、より多くの参加者に「MTS っていいな。次回の開催が 待ち遠しい!」と思ってもらえること。

MTS は公式イベントなので、完全なモチベーション駆動ではありませんが、 渋々参加しているような人が増えてしまうと、雰囲気が悪くなって参加者が減ったり 発表の質が落ちるなど残念なものになってしまうことが予想されます。 それを防 ぐためにも、僕ら運営チームが毎回一生懸命頭を絞って、参加者により楽しんで もらえるよう常に工夫と改善をしていくことがとても重要なんだと考えています。

「始めるのは簡単、続けるのは難しい」 でも、私は MTS からたくさんの恩恵を受けているので、これが HDE の文化として定着するよう頑張って行きたいと思います。

前々回の発表 LT の一部

最後に前回の LT の一部をご紹介させていただきます。

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