おはこんばんちは!! 尾藤 a.k.a. BTO です。
弊社で開発・運用している HDE One は、おかげさまで多くの企業様にご採用いただいており、現在もどんどん採用企業様が増えています。 それに伴い、我々としてももっとグローバルにビジネスを展開したいと考えており、そのためどうしても避けられないのが英語です。 現在 HDE では社内の英語化に全力で取り組んでおり、その一環として外国人インターン生の受け入れをしています。 今回は、この外国人インターン生の受け入れについて書きたいと思います。
たまたま東京のインターン先を探しているベトナム人がいた
弊社の天野がホーチミンに出張している時に、日本人の学生の野村さんに知り合いました。 野村さんから、シンガポール国立大学のNgocさんが東京のインターン先を探しているが興味はあるか、相談を受けました。 日本に帰って社内で相談し、いつやるか? 今でしょ!! ということで、初の外国人インターン生を受け入れることになりました。 最初のきっかけは偶然の出会いから始まったのです。
社長に豆をぶつけて楽しむNgocさん(一番右)
Ngocさんはシンガポール国立大学というアジアトップクラスの大学に在籍し、高校の時にベトナム国内の数学オリンピックで1位をとったという、ものすごい優秀な人物でした。 いきなりこんな優秀な学生がインターンに来てくれたものですから、当然社内の士気も高まります。 今後もどんどん外国人インターン生を迎え入れようという話になりました。
知り合いの知り合いの甥
次にインターンに来たのは、フランス人のRemiさんでした。 弊社アドバイザーにNgocの話をしたところ、知り合いの知り合いのフランス人の大学教授の甥が、東京のインターン先を探していると教えてもらいました。 Remiもとても優秀な学生でした。
アイセック
今までは人づてでインターン生を見つけてきました。 たまたま良い学生が見つかって来てもらう事ができましたが、ずっと続けていくには限界があります。 これからはもっと広く外国人インターン生を受け入れる体制作りが必要になってきます。 そこで、アイセックという外国人インターン生の受け入れを支援しているNPOとやり取りさせてもらうことにしました。
個性的なチュニジア人
アイセックから紹介してもらったのは、チュニジア人のMarouenさんでした。 Skypeで面談を行い、良さそうだったので受け入れを決めました。
なんと、チュニジアの数学オリンピック代表の主将を3年間務めたという人物。 これはすごい!!いやがうえにも期待が高まります。
同じビルのサムライファクトリーさんに突撃するMaroenさん
初日に3時間遅刻!!
度肝を抜かれたのは、初日に3時間遅刻してきたことです。 結局彼はインターン中に遅刻しないで来る日が一度もありませんでした。。。 いやはやなかなか強烈な人物です。
敬虔なイスラム教徒
Marouenさんはムスリムでした。 しかし、待てよ。我々にはイスラム教の知識が無い!! 慌てて、会議室はお祈り用に解放しようとか、渋谷のモスクを探したり(知らなかったんですがなんと道玄坂にあります)、ラマダンは被ってないから大丈夫だとか、いろいろ調べました。 Marouenさんを受け入れた事によって、イスラム教の知識が身に付き、後日受け入れることになるムスリムの人達を安心して迎える事ができるようになりました。
プログラムがほとんど書けない
数学オリンピック代表になるくらいの秀才なのですが、プログラムは全然書けませんでした。 なぜIT企業にインターンにきたんだ。。。 最後の方はやる事がなくなってきて、社員に英語のレッスンをしてもらってました。 本人は楽しそうだったので大丈夫なのでしょう。
Marouenさんのおかげで、インターン生を受け入れる時には、ちゃんとプログラミングのテストをしてスクリーニングしないといけないんだ気づきました(当たり前)。 これ以降インターン生には必ずGIP(Global Internship Program)用のテストを受けてもらうことになります。
チュニジアまでヒッチハイクで帰る
これはインターンシップ後の話になりますが、なんと彼はチュニジアに帰るのに、中国からヒッチハイクで帰りました。 なんという猿岩石。 おかげでチュニジアで有名人になり、本を執筆しているそうです。 東大に留学が決まっていたそうですが、それも止めてしまったそうです。
初の採用事例になったベトナム人
次に弊社社員の知り合いの紹介で、ベトナム人のAnさんにインターンに来てもらいました。 Anさんは韓国の工学系トップ大学KAISTに留学している、非常に優秀な学生です。 もちろんインターンでも優秀な結果を残してくれました。
勉強会で発表しているAnさん(最近の写真です)
非常に優秀な学生だったので、ぜひ HDE に来てもらいたいとアプローチしたのですが、当の本人は最初就職する気はなく、あまり乗り気ではありませんでした。 が、何回か誘ううちに、インターンの時の社内の雰囲気も気に入ってもらえたので、就職してもらえることになりました。 外国人インターン生の受け入れを始めて、初の採用事例!! すでに去年の年末から東京にきて HDE で働いてもらってます。 今後もこういった事例をどんどん増やして、外国人を増やしていこうと考えています。
Anさんの友人のLamさん
Anさんから友人のLamさんを紹介してもらいました。 インターン生から別のインターン生を紹介してもらうという初の事例で、今後の広がりが期待できます。 Lamさんも非常に優秀なインターン生でした。最近はiOSのゲームもリリースしたそうですよ。
他にもたくさん
だいぶブログが長くなってしまったので、後は駆け足で紹介します!!
台湾人のLeeさん
インドネシア人のIskandarさんとSaskyaさん。初の2人同時受け入れ。
寿司にご満悦の台湾人のChi-Chiaさん(中央)
説明するドイツ人のPhilippさん
次回は
GIP(Global Internship Program)で、どのような取り組みをしているかご紹介したいと思います。
情報交換しましょう!!
もっと日本で外国人のインターン生の受け入れをやりませんか? やってみたい!!とか、うちではこうやってるよ!!とかありましたら、いろいろ情報交換しましょう!!
結論
HDEではドクターペッパーが無料です!!