HDE BLOG

コードもサーバも、雲の上

YAPC::Asia Tokyo 2015に参加しました

こんにちは、クラウドプロダクト開発部の篠原です。

20-22日にYAPC::Asia Tokyo 2015が開催されました。同僚に主催者の牧さんがいたり弊社もスポンサードしていたりという縁もあり、初めてYAPCに参加してきました。 (HDEがスポンサードするようになった経緯はこちら: HDE Inc x YAPC::Asia Tokyo 2015 - HDE BLOG

YAPCの興奮が冷めないまま週が明け出社したところ、突然向かいの席にいる牧さんから

と言われてしまったため、わたしもブログを書くことにしました。

Perl Conference?

YAPCは「Yet Another Perl Conference」の略で、Perlのカンファレンス…ではありません。 YAPCでは、Perlに限らずGolangやJavaScriptなどPerl以外のプログラミング言語のトークからリモートワークやエンジニアとしての姿勢など働き方のトークまで、多種多様なトークが発表されました。わたしは普段はJavaScriptやGolangを使っているので、YAPCは今までPerlのカンファレンスと思ってスルーしていました。完全に騙されました。

Comment about Talks

YAPCのトーク一覧とスライドは、公式ページのTalksで確認できます。感想などは、公式ページの感想エントリまとめや、Togetterで確認できます。ためになるトークばかりだったので、ぜひご覧ください!折角なので、個人的に印象に残ったトークをさくっとご紹介します。

我々にできるOSSとそのコミュニティの育てかた - @tagomoris

www.slideshare.net

Treasure Dataの@tagomorisさんの発表です。OSSを公開する理由からOSSをどうやって育てていくかとい発表でした。弊社も過去にOSSを公開して苦労したので、発表の間は頻繁に共感していました。発表の中で印象的だったのが「IssueやPullRequestは常に英語を使う。日本語のPullRequestは即却下」といった英語の重要性です。弊社は会社の共通言語として英語を採用予定で、現在進行形で英語に激しく苦労しているため、激しく同意せざるを得ませんでした。

Effective ES6 - @teppeis

www.slideshare.net

Cybozuの@teppeisさんの発表です。先々月仕様が公開されたECMAScript6についての発表でした。わたしは普段フロントエンドエンジニア的な仕事をすることが多いので興味津々でした。内容は、ES6の仕様をかいつまんだわかりやすい説明でした。ES6の仕様は、Pythonなど他の言語と似た仕様が多く、使いやすそうで学習コストも少なそうという印象を持ちました。これからはES6の時代ですね。また、ES6からES5のコードを生成するTranspilerであるBabelを紹介されていました。「これからはバベっていこう」がキーワードでした。バベっていきましょう。

YAPC::Asia Tokyo 2016?

以上ですが、簡単なトークの紹介でした。

とてもためになったので来年もYAPCに参加するぞ!と意気込んでいたのですが、なんとYAPC::Asiaは今年で最後らしいです。まさか初参加で最後とは…。YAPCのように垣根のない多種多様なカンファレンスは貴重なのでかなり名残惜しいです。が、つぎはPerlという冠がないカンファレンスが開催されるとかされないとかいう噂が!?楽しみです!

最後になりましたが、YAPCの運営スタッフの皆様、お疲れ様でした!