HDEでは近いうちに公用語が英語に切り替わるということもあり、月一のテクニカルセッションは英語だったり、ミーティング等も英語だったりします。そのようなわけで英語に触れる機会はそれなりに多いのですが、やはり議論や質問をする場があったほうがいいなぁと思い新しい取り組みを始めてみました。
アメリカンスクールに通う子供で英語を(十分に)しゃべれない子供はESL (English as a Second Language)というカリキュラムに入れられてまず英語を重点的に勉強させられるのですが、それにひっかけて "English as a Second Presentation Language"として、プレゼンを通して英語の疑問をぶつけたりそれに答えたりする企画です。これまでもいくつか英語でプレゼンをする集まりはあったと思うのですが、具体的な質問をしたりプレゼンに対してのフィードバックをする時間を設けよう、というのが趣旨です。ちなみに私は小6の時に海外に引っ越しした際にアメリカンスクールにぶち込まれ、ESLに1年間在籍した経験があります。
今回は初回ということでまず私がどういうことを気をつけるべきかを含めた話をさせてもらったあと、社内から次のテクニカルセッションで登壇する予定の二人から練習をする形で発表をしてもらいました。
私の発表は以下に置いてあります。読まれる場合はスピーカーノートを開きながら読んでいただくとよいかもしれません(プレゼンテーション表示中に"s"を押してください)。
いくつかのポイントとしては
- 英語の細かい規則にこだわるより観客に伝えることを考えよう
- 得意でない言語でプレゼンをするなら、プレゼンの基本的なテクニックをより意識しよう
- 具体的なtipsをいくつか
というようなことについて語らせていただきました。
プレゼンテーションのあとは質問タイムで、20〜30分ほど質問を最初は英語その後日本語で受け付けて答えたりしました。この英語で質問をする、というのが意外と重要なのでこれをもっと推していけるような仕組みを作るべきと感じました。もちろん日本語でも良いんですが…
その後は社内の二人からの発表。本来はこちらのほうがメインのコンテンツです。発表がおわり、これまた10分〜20分ほどのディスカッション時間を設けました。発表者と聴講者両方からの質問がありました。ディスカッションの内容は発表の内容、言い回し、時制についての注意等が出ていました。
なお本番は1週間後ということもあり、まだ準備中のスライドでしたが、だからこそこのタイミングで英語やプレゼンの構成をみんなでディスカッションする意義があると個人的には思っています。
今回は初めての回ということでとりあえずどうなるか見るために徒手空拳で開催してみました。主催側からの次回の改善点としては
- もう少し発表者・聴講者から質問等を出しやすい(強制的に出す?)フォーマットを作る
- ディスカッションに参加しやすいように事前準備をする
- なんとかして英語で質問をしてもらう
というような事を考えました。ともあれ、第一回としてはなかなか良い感じだったと思います。
うまく回るようになればもっと一般から参加者を募って開催したいと考えていますので、もしこのような企画に興味がある場合は是非私(@lestrrat)のほうまで連絡ください!